Microsoft Dynamics 365用原価テンプレート

SIDEROS CC TEMPLATE for Microsoft Dynamics 365

SIDEROS CC TEMPLATE for Microsoft Dynamics 365とは?

SIDEROS CC TEMPLATE(シデロス シーシー テンプレート)は、JFEシステムズが過去の提案・導入実績を通じて蓄積してきた製造業のお客様要望や原価管理の課題を基に開発した独自テンプレートです。

実際原価計算・積上計算・配賦・製品別損益など製造原価に必要な機能を実装し、Dynamics 365 の原価領域を短期間かつ最小アドオンで導入できます。

現場実態に基づく原価精度向上と、原価業務の標準化・可視化を同時に実現します。

このページは、こんな企業におすすめです

  • 実際原価を正確・迅速に算出したい企業

  • 原価計算・配賦・損益管理を標準化したい企業 

  • Excel中心の原価業務から脱却したい企業

  • MESなど既存システムと連携しながら原価精度を上げたい企業

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導入前によくある会計業務課題

原価管理(標準原価/実際原価)

標準原価と実際原価の差異を継続的に管理できない
工程別実績が不足し、実際原価の算定精度が低い

標準原価管理(改定・履歴)

標準原価の改定履歴や適用期間を管理できない
原価改定の妥当性を後から説明できない

差異分析(材料・出来高・操業度)

原価差異を工程・要因別に把握できない
差異と改善活動が結びつかない

実績収集(工数・材料)

工数・材料実績がExcel入力で分散している
原価計算に使える実績が安定しない

配賦管理(加工費・間接費)

加工費・間接費の配賦基準が統一されていない
拠点別ルールにより締め処理が遅れる

在庫評価(標準/平均)

在庫評価方法が混在し原価が分かりにくい
拠点・品目別に評価ルールがばらつく

多通貨・多拠点原価

多通貨原価と為替影響の整理が属人化
拠点間原価の比較ができない

原価と周辺業務の連携

購買・生産・在庫と原価が分断している
原価情報の時系列が正しく形成されない

これらの課題を放置すると、
・月次原価の遅延
・差異要因の不透明化
・誤謬リスク
・監査指摘
・制度対応の遅れ
が累積し、最終的には

「原価情報の信頼性低下」
「製品別採算の見誤り」
「経営判断の遅延」
といった重大な経営リスクにつながります。

だからこそ、原価計算・配賦・在庫評価・損益管理といった原価関連プロセスを、Dynamics 365 を基盤に“標準化と電子化”で再構築することが不可欠です。
次のセクションでは、この状況を改善するための《Dynamics 365 × SIDEROS CC TEMPLATE の標準導入アプローチ》 をご紹介します。

JFEシステムズが提供する「標準導入」アプローチ

Dynamics 365 × SIDEROS CC TEMPLATE と周辺ソリューションにより、原価計算・配賦・積上計算・在庫評価・製品別損益など、製造原価に必要な業務プロセスとデータ構造をテンプレート化し、短期間・高品質・低アドオンで“統合原価基盤”構築を実現します。

 1. 標準導入の進め方

JFEシステムズ独自の標準導入プロセスにより、どの企業でも同じ手順で、再現性高く導入できる ように設計されています。

① 現状分析

 原価計算方式・配賦基準・BOM/工程/在庫運用・実績粒度・周辺システムを可視化し、標準化の適用範囲・例外要件を明確化。

② 原価関連機能の Fit/GAP(標準機能を最大活用)

 標準原価/実際原価/積上計算/配賦/在庫評価など Dynamics365の標準機能とSIDEROS CC TEMPLATEの機能を前提に、差分を最小化してアドオンを抑制。

③ 標準テンプレート適用(SIDEROS CC TEMPLATE)

 プロセス・パラメータ・配賦設定・I/F・WF・原価帳票をテンプレートで適用し、短期間で原価領域を立ち上げ。

④ I/F 共通フレーム連携(MES・周辺システム対応)

 CSV/API の仕様を統一し、前処理・変換・バリデーションを共通化して連携品質のばらつきを解消。

⑤ 移行・教育・展開まで一気通貫サポート

 製品別原価、標準原価、在庫評価といった“原価データ移行”も含めて JFEシステムズが伴走し、定着まで支援。

2. 標準導入を支えるアーキテクチャ全体像

① 原価基盤:Dynamics 365 SCM/Finance × SIDEROS CC TEMPLATE
 標準原価、実際原価、積上計算、配賦、製品別損益、在庫評価など

② 周辺システム連携:I/F 共通フレーム(CSV・API 標準化)
 MES・購買システム・販売システムなどの外部データを共通方式で連携

③ 統合管理基盤:Dynamics 365 の会計・在庫・販売・購買と横断連携
 “原価の中枢”として全データを一元化

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3. 標準導入で提供される 4 つのソリューション

① Dynamics 365 × SIDEROS CC TEMPLATE で標準導入(経理・IT企画/システム構想)
 原価計算・積上計算・配賦・製品別損益・在庫評価など、プロセス/パラメータ/I/F/WF/マスタ類を事前テンプレ化。
 要件定義短縮/アドオン最小化/将来対応力を同時実現。

② 標準 I/F × 共通フレーム(情報システム/保守性)
 MES や周辺システムとの連携を標準化し、前処理・変換・バリデーションの共通化で保守性・品質を向上。

③ 原価領域のプロセス・帳票・配賦・積上ロジックの標準化(経理/業務標準化)
 SIDEROS CC の標準原価&実際原価テンプレートにより、属人化しがちな“原価算定ロジック”の標準化・見える化を実現。

4. 標準導入を成功させる JFEシステムズの強み

① 製造原価 × Dynamics 365 の深い業務理解

 原価計算方式・積上・配賦・在庫評価・MES連携など、製造業の実務を理解した上で“標準に寄せる判断”ができる。

② 原価領域の標準テンプレートの確立

 プロセス・帳票・配賦設定・積上ロジック・I/F をテンプレート化し、高品質・短期間・低アドオンを両立。

③ Fit/GAP~I/F~移行まで一気通貫

 複数ベンダーにまたがりがちな原価領域を、JFEシステムズがワンストップで対応するため、漏れ・齟齬をゼロ化。

原価業務課題への期待効果(まとめ)

業務領域導入前導入後
原価管理(標準原価/実際原価)標準原価と実際原価の差異を継続管理できない標準/実際原価を並行管理し差異を可視化
工程別実績不足で実際原価の精度が低い工程別実績を集約し原価精度を向上
標準原価管理(改定・履歴)原価改定履歴や適用期間を管理できない原価改定履歴・適用期間を一元管理
改定の妥当性を後から説明できない改定理由を含め説明可能な原価管理
差異分析(材料・出来高・操業度)原価差異を工程・要因別に把握できない材料・出来高・操業度差異を体系化
差異と改善活動が結びつかない差異を起点とした改善PDCAを定着
実績収集(工数・材料)工数・材料実績がExcelで分散原価計算用実績を安定収集
原価計算に使える実績が安定しない原価算定に必要な実績粒度を確保
配賦管理(加工費・間接費)配賦基準が拠点・製品ごとに不統一配賦ルールを標準化し透明性向上
個別ロジックで締め処理が遅延配賦処理定型化で月次早期化
在庫評価(標準/平均)在庫評価方法が混在し原価が不明瞭評価ルール整理で原価一貫性確保
拠点・品目別に評価ルールがばらつく拠点横断で評価方法を統一
多通貨・多拠点原価多通貨原価と為替影響が属人管理多通貨原価と為替影響を分離可視化
拠点間原価の比較ができない共通軸で拠点別原価を比較
原価と周辺業務の連携購買・生産・在庫と原価が分断発注~在庫~原価を一気通貫管理
原価情報の時系列が形成されない原価の時系列トレースを確立

SIDEROS CC TEMPLATEの特長

  1. 実際原価計算・積上計算(ころがし計算)の提供
  2. 製品別損益計算の提供
  3. 原価表・受払表・損益表など帳票類のExcel出力機能の提供
  4. Excelを利用した外部システムのデータ取込み機能の提供
  5. 英語表記の対応

SIDEROS CC TEMPLATEの主な機能

青字:SIDEROS CC TEMPLATE機能

標準原価計算
  • 費用計算
  • 相互配賦
  • 製品別配賦
  • 積上計算
  • 受払計算
  • 低価法評価
  • 原価差額機能
  • 会計への仕訳計上
  • 原価表
  • 受払表
実際原価計算
  • 費用計算
  • 製品別配賦
  • 積上計算
  • 受払計算
  • 低価法計算
  • 会計への仕訳計上
  • 原価表
  • 受払表
損益計算
  • 製品別損益計算
  • 販直費配賦
  • 販管費配賦
  • 損益情報照会
  • 損益表

SIDEROS CC TEMPLATEの機能概要

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(*1)階梯式配賦・直接配賦に対応
(*2)
製造費用:「生産数量比」「生産数量比×品目別係数比」「作業時間比」「作業時間比×品目別係数比」「汎用パラメータ」「汎用パラメータ×品目係数比」での配賦が可能
販売費用:「販売数量比」「販売数量比×品目別係数比」「売上金額比」「売上金額比×品目別係数比」での配賦が可能
(*3)製品直課/複数製品直課が可能

導入事例

SIDEROSブランドサイト

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※Microsoft Dynamics 365は、Microsoft社の商標または登録商標です。
※SIDEROSは、JFEシステムズ株式会社の登録商標です。

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